弊社が参画する共同研究成果が、国際学術誌「Advanced Science」に採択されました

弊社が参画する、東京大学医科学研究所 癌防御シグナル分野(中西 真教授)とGMOインターネットグループの共同研究プロジェクトによる成果が、国際学術誌「Advanced Science」に掲載されました。

本研究では、加齢に伴う肝線維化のメカニズム解明において、老化肝細胞が果たす役割について解析が行われました。本解析の一部には、生成AI技術を応用したヒトおよびマウスの統合解析手法が活用されており、従来の実験手法と最新のデータサイエンスを融合させたアプローチが採用されています。

解析の結果、老化肝細胞が周囲に分泌する物質が線維化と強く相関しており、これらの細胞を除去することで肝線維化が改善することがマウスモデルにおいて実証されました。また、生成AIを用いた解析により、マウスで特定された老化肝細胞の特徴と高い類似性を持つ細胞が、ヒト肝硬変患者の肝細胞にも存在することが明らかになりました。

本研究は、肝線維症に対する新たな治療戦略の構築や、将来的な肝がん発症予防に貢献する新たな知見を提供し、生物学とAI技術の融合が医療分野にもたらす可能性を示しています。

詳細については、以下のプレスリリースもご覧ください。

本件に関するプレスリリース(GMOインターネットグループ)

https://group.gmo/news/article/9881

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005228.000000136.html

論文情報

タイトル p16Ink4a-Positive Hepatocytes Drive Liver Fibrosis Through Activation of LIFR Family Pathway

URL https://doi.org/10.1002/advs.202510562

DOI 10.1002/advs.202510562

著者 中西 真(東京大学医科学研究所 癌防御シグナル分野) 他

掲載誌 Advanced Science

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