弊社がシングルセル解析をサポートした大阪大学大学院医学系研究科の研究論文が、The Journal for ImmunoTherapy of Cancer誌に掲載されました

弊社がシングルセル解析をサポートした大阪大学大学院医学系研究科の研究論文が、免疫腫瘍学の主要ジャーナルThe Journal for ImmunoTherapy of Cancer誌に掲載されました。

本研究では、進行肝細胞癌(HCC)の予後改善を目的に、標準一次治療レジメンであるAtez/BevおよびDur/Treに対する治療奏効の免疫学的機序と、予測バイオマーカーの解明が行われました。

弊社でサポートさせていただいたシングルセルRNA-seq(CITE-seq)解析により、Atez/Bev奏効例では単球の抗原提示機能への再プログラム化とPRKCH⁺NK細胞による細胞傷害プログラムの獲得が、Dur/Tre奏効例では単球のインターフェロン駆動型活性化とCD8⁺セントラルメモリーT細胞のエフェクター化がそれぞれ確認されました。
さらに、Dur/Tre奏効例では治療前のTCRレパートリー多様性が高く、治療後にはクロノタイプ拡張が見られることから、投与前後の免疫プロファイルが奏効予測に活用できる可能性が示されました。

これらの知見は、2つのレジメンが異なる免疫経路を介して効果を発揮することを示しており、HCCにおける個別化免疫療法の実現に向けた重要な基盤となることが期待されます。

論文情報
タイトル
Systemic immune profiling uncovers divergent mechanisms and predictive biomarkers of response to combination immunotherapies in hepatocellular carcinoma

DOI
https://doi.org/10.1136/jitc-2025-013648

著者
西尾 啓、小玉尚宏、竹原徹郎(大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学)他

掲載誌
Journal for ImmunoTherapy of Cancer

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